チーム紹介

クラフィスタを立ち上げたきっかけ

「富岡市には中体連でサッカー部がない」

この事実は富岡でサッカーに携わる者として衝撃的でした。小学生でサッカーをやっていても中学の部活でサッカー部がないから大好きなサッカーが続けられない子供がいる。サッカーに携わる者として、この現状を変えたい、変えなければいけないと思い私たちは立ち上がりました。少子化の進む現在、中学に新しくサッカー部をつくることはとても難しく、ましてサッカーは試合をするために11人必要です。富岡市の中学生年代でサッカーができる環境をつくるためにはクラブチームを立ち上げるしかない。そのためにはまず、裾の部分である小学生年代の土台作りから始めよう。そうして富岡市で長年にわたりサッカーに携わってきた佐藤を中心に、佐藤の所属する社会人フットサル「群馬クラフト(現クラフィスタ富岡)」の協力のもとクラフィスタ富岡が創設されました。

富岡市近隣には少年サッカーのクラブチームはありません。私たちの強みはクラブチームとして有資格者や社会人フットサルの現役選手が指導現場にたくさんいることです。確かな技術の習得と小中合わせた9年間というスパンでの指導計画。そして、生涯スポーツとしてサッカー・フットサルを楽しんでもらいたいという思いでクラフィスタ富岡を立ち上げました。


クラフィスタの由来

クラフィスタ富岡

「クラフィスタ」というチーム名は英単語の「CRAFT」を語源としています。「CRAFT」の「造る」という意味と「ISTA」の「~する人」を合わせて「CRAFISTA富岡」「富岡を造る人」という意味を持っています。仲間たちとサッカー、フットサルを通して合宿や遠征など様々な経験をすることで、協調性や仲間意識思いやり礼儀人間性などを培い、地域行事にも積極的に参加することによって郷土愛を育んでもらいたい。そして、これからの富岡市を造っていってくれる、そんな選手を育てていきたいと思っています。


クラブ理念

  1. 人間性育成挨拶や時間を守るといった当たり前のことを当たり前にできる選手の育成はもちろんのこと、サッカー、フットサルはチームスポーツです。決して1人でできるスポーツではありません。仲間がいるから、相手がいるから、審判がいるから試合ができます。コーチ、保護者、地域の方々の協力があって成り立っています。そのすべてに感謝できる選手の育成。そして感謝の気持ちを思いっきりピッチの上で表現してほしいと思っています。
  2. 確かな技術の習得クラフィスタのコーチは多くが現役の選手です。特にフットサルの選手が多く、小学生年代で習得しておきたい技術をデモンストレーションを混ぜながらしっかりと教えてくれます。言葉で伝えるのは難しくても、やってみせると子供たちはすぐにマネをします。ブラジルやスペインでは小さな時にフットサルに触れ合うのは当たり前のことです。将来どこへいっても通用する技術を身に着けてほしいと思っています。
  3. 郷土愛クラフィスタではサッカー、フットサル以外に清掃活動や駅伝大会、体力テストといった地域行事にも積極的に参加しています。地域の人たちと触れ合い、自分の住んでいる町のこと知り、地元を好きになってもらいたい。そして、将来自分の生まれ育った町のために貢献できる選手を育てていきたいと思っています。

入部を希望される選手、保護者の皆さまへ

クラフィスタはまだまだ駆け出しのチームです。指導者も若いコーチが多く、至らない点も多々あるかとは思います。選手、コーチ、保護者の方々みんなで成長していき、これからたくさんの歴史を造っていきたいと思っています。少年サッカーは平日練習に加え休日も朝早くから始まり、夏休みや冬休みには合宿もあり、決して楽ではありません。しかし、学年が上がるごとに試合が増え、子供たちの成長を実感でき、勝った時の喜びや負けた時の悔しさをともに分かち合うことができます。サッカー、フットサルを通したくさんのことを学び、たくさんの人たちと関わることで人として成長することもできます。クラフィスタは生涯サッカー、フットサルを楽しんでもらいたいと考え、各カテゴリーでのチーム設立を目指しています。現在は小学生と社会人フットサルの2カテゴリーしかありませんが、松本山雅やアルビレックス新潟のような地域に根差した立派なチームとなれるよう私たちと一緒にこれからの富岡市を造っていってくれる方々をお待ちしています。